警視庁発表の資料によると、空き巣の侵入経路1位は57.6%で窓、2位は大きく差が開いて17.5%の表入口(玄関)です。
あくまでも、これは全体の数字でマンションの2階以上になると玄関からの侵入割合が大幅に増えます。
また、空き巣は必ず玄関の防犯状況をチェックするものです。
防犯性能の高いシリンダーや電子キーを導入するよりも、手軽に購入できる玄関の防犯対策グッズを設置することで、防犯意識の高さをアピールして窓を含めて家全体の防犯対策に繋がります。
玄関の防犯対策グッズをまとめました。
玄関の定番防犯対策グッズです。
導入コストが安く、防犯意識の高い家であることを泥棒にアピールできます。
ナンバーロックが主流で、ワンドアツーロックに見せかけるダミーロックなども効果的です。
補助鍵については、こちらのページで詳しく紹介しています。
導入コストは高いですが、非常に効果的な防犯対策グッズです。
費用や管理がネックになる場合はダミータイプでも効果的です。
防犯カメラをつけることで悪質な訪問販売もシャットアウトする効果を期待できます。
防犯カメラで効果を期待できるのは、人生で行き詰まって犯行に及ぶ一般の泥棒です。
近年は外人をはじめ、プロの窃盗団が増えています。
プロは顔バレを恐れていないことも多く、防犯カメラがあることによって、金目の物がたくさんあるかもしれないとターゲットにされることがあります。
豪邸や宝石類がたくさんある家であれば、防犯カメラだけではなく警備会社を入れることが望ましいです。
プロに狙われないような門構えの家であれば、防犯カメラの効果が大きいです。
玄関の前に車庫があって、車のイタズラも合わせて防犯したい人から人気の防犯対策グッズです。
人の気配を察知して点灯するライトは、玄関の灯りを付けっぱなしにするより省エネですし、居住者が帰宅する際に明るくするメリットがあります。
他人の家に空き巣目的で侵入しようとしたところ、玄関周辺で突然灯りがつけばビックリするものです。
なかには人が灯りをつけたと勘違いして逃げてしまう泥棒もいます。
子供110番とは警視庁、自治体、近隣の住民が協力して、子供が不審者に襲われそうになったり声をかけられたりした時に逃げ込める家であることを表すシールです。
常時募集をしていて、子供110番の家になると、ステッカーを貼ることが義務付けられます。
簡易的な審査があって、日中は全員働きに出て大人が不在になる家は利用できませんが、専業主婦や高齢者のいる家であれば簡単に審査が通ります。
こども110番のシールが貼ってあれば、日中でも長時間外出することが少なくて防犯意識が高くて正義感の強い家だとアピールできます。
実際に子供が駆け込んでくることは極めて少ないですし、地域貢献になるメリットがあります。
お金をかけなくても、こども110番に登録することで自分の家の防犯にも繋がります。